2015/07/14 15:47

Braun社の壁掛け時計、素敵ですよね。日常デザインストアでも人気の商品です。本日はそんなBraun社の壁掛け時計の歴史についてまとめています。


1979年、記念すべき壁掛け時計第一号が発売されます。製品名はABW21。文字盤は黒と白の2種類がありました。(こちらの白に関しては、2015/07/14時点で在庫がありますので、気になる方は下記商品ページをご覧ください)


1980年にはマイナーチェンジしたモデルであるABW22が発売されました。こちらも文字盤は黒と白。同年にABW21の卓上モデルABW21 dと時計と湿度計がセットになったABW21 setも発売されております。

1981年、ABW41が発売されます。デザインはガラッと変わっておりまして、現在復刻されているABW31の原型といった形です。カラーバリエーションは黒のみの販売でした。翌1982年には、ABW41がマイナーチェンジしたABK30とABW30が発売されています。カラーバリエーションはぐっと増え、白/白、黄/白、青/白、赤/白、茶/白、黒/黒がラインナップされました。

1985年、ABK20、ABW20、ABK31、ABK40が発売されました。ABK20は直径18.6cmと掛け時計としては小ぶりなサイズがキュートなモデルです。文字盤は全て白、外周部のカラーバリエーションは白、赤、青、茶、黒がありました(2015/07/14現在、茶色の在庫があります、詳しくは下記商品ページをご覧ください)。


ABK31は風防と秒針を備えた上位機種で、白/白、赤/灰、茶/茶があったそうです。ABK40はさらに日付の表示が有り、白/白と黒/黒がありました。

1987年、再びABW21という名前の時計が作られます。名前は1979年のモデルと同様ですが、形はがらっと変わっています。表記されている数字は3時、6時、9時、12時のみで、透明の素材を使うなど、実験的な意思が感じられます(1979年のABW21はType 4833、1987年のモデルはType 4782という型番がついており、区別する事が可能です)。翌1988年にはABW35が発売されます。こちらはABW21の後を引き継ぐようなデザインで、シンプルな文字盤が特徴です。

そこからしばらく時は流れ、1999年にはABW31というモデルが発売されます。これは1981年発売のABW30の復刻盤という位置づけで、現在でも発売されております。

ちなみに上記モデルは全てDietrich Lubs氏のデザインによるものです。以上、ざっくりではありますが、Braunの掛け時計の歴史について記載してみました。今後も定期的に入荷する予定のBraun社製掛け時計、興味をもたれた方は是非商品ページをチェックしてみてください。