2015/07/09 18:00

Braun社の掛け時計、シンプルで素敵ですよね。日常デザインストアでも販売しておりますが、結構色々とシリーズがあって「何が違うの?」と悩む事ありませんか?たとえばBraunの掛け時計といえばABKシリーズが有名ですが、その中でもABK20、ABK30、ABK31などなど色々なバージョンがあります。今回はABK20とABK30の違いについて記載します。皆さまのBraun掛け時計選びの何かのお役に立てば。


まずはスペックについてざっくりとみてみますと以下のようになります。
ABK30
デザイン:Dietrich Lubs
発売年:1982年
直径:20.0cm
厚み:2.8cm
カラーバリエーション(外周/文字盤):白/白, 青/白, オレンジ/白, 赤/白, 茶/白, 黒/黒

ABK20
デザイン:Dietrich Lubs
発売年:1985年
直径:18.6cm
厚み:3.2cm
カラーバリエーション(外周/文字盤):白/白, 青/白, 赤/白, 茶/白, 黒/白

上記の通り、デザイナーはどちらもDietrich Lubs氏。発売年はABK30が3年程お兄さん、またABK30の方が少しだけ大きいです。主観ですが、一般的な掛け時計としてはABK30でも少し小さめで、ABK20はそれより一回り小さいイメージです。

次に見た目の違いについて述べてゆきます。ざっくり言ってしまえば「都会的なABK30、優しい印象のABK20」です。なのですが、これだけでは皆さま納得されないでしょうから詳細についてみてゆきます。まずは以下の写真をご覧ください。

皆さま「分かった分かった、皆までいうな」というお気持ちかとは存じますが一応記載しておきますと、正面から見た主な違いは以下です。
1. 分刻みの位置 
2. 外周部分のサイズ 
3. 時間を示すフォント
どちらがかっこ良いとかではなく、どちらが好みかというお話ですね。

次にななめ横から見て見ますと、以下のようになります。

皆まで言うなという声が聞こえてきそうですが、ABK30は外周部分が薄いのですね。裏から見ますとムーブメントの分が出っ張っており、一方のABK20では外周部分が厚い分、裏は平らになっております。

外見の違いを見たうえで、なぜ「ABK30が都会的で、ABK20が優しい印象」なのか、まあ私の主観です。でも何となく納得いただけたのでは。

Braunの掛け時計時計に関しては今後も入荷予定ですので、定期的にチェック頂ければと思います。

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